製造工程

調製工程

陶器は、陶石、長石、粘土など20種類以上もの天然素材を原料としています。調製工程では、原料と水をシリンダーミルの中で細かく粉砕し、泥漿(でいしょう)を作ります。
常に品質の安定した素地を作るため、原材料の受入検査も行っています。

造型工程

陶器を作るための型を造ります。型には「石膏型」と「樹脂型」があります。
陶器は乾燥および焼成の工程で収縮や変形するため、長年にわたって受け継がれてきた熟練の技で型造りが行われています。

成形工程

調合した泥漿を型に流し込み、陶器の形を造ります。便器は型から出したときは複数のパーツに分かれており、接着して1つの形にしています。
衛生陶器は形状が大きく複雑なため、成形技術には熟練の技が必要とされます。

乾燥・生素地点検工程

成形した素地を乾燥室で乾燥後、陶器にひびわれやキズがないか、肉眼による点検を行います。

施釉工程

陶器に色やつやがでるように釉薬(ゆうやく)を吹き付けます。釉薬はガラスの一種で、衛生陶器の外観の美しさは、複雑な立体物に均一に釉薬を吹き付ける施釉技術にかかっています。
施釉後の陶器に「TOTO」マークをつけます。

焼成工程

トンネル窯で高温で時間をかけて焼き上げます。トロリー台車が窯内を移動する間に、初めは低温で熱せられ、次に約1200℃で焼成され、最後に熱を冷ましながら出てきます。 トンネル窯内の温度管理はもとより、トロリーへどのように積みこむかも熟練のノウハウが必要です。

検査工程

金属やプラスチックとは異なり、陶器は品質のコントロールが難しいため、知識と経験を持つ認定検査員による全数検査を行っています。また、機械による機能検査も行います。

組立・梱包工程

検査に合格した陶器は、付属部品をセットした後、キズがつかないように包装して全国に出荷されます。